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実地調査の様子

本学医学部は、医学教育分野別評価基準日本版V2.2に基づき、日本医学教育評価機構(JACME)による認証評価(2018年4月24日~27日実地調査)を受審しました。
その結果、本学医学部の教育は評価基準に適合していることが認定されました。

【認定期間】 2019年2月1日~2026年1月31日 

同評価は、2010年9月に、米国医師国家試験受験資格審査NGO団体(ECFMG)から、「2023年以降、国際基準に基づいて認定された医学部以外の卒業者には米国で医師になる資格を与えない」と通告を受けたことに起因して発足した外部監査制度です。認定により、本学医学部の卒業生はECFMGの受験資格を認められ、米国において継続して医療活動に従事することが可能となりました。

  • 認定証(日本語版)

  • 認定証(英語版)

本学が作成した『自己点検評価報告書』、日本医学教育評価機構から通知された『外部評価報告書』は以下の通りです。

医学教育分野別評価の認定を受けて

これまで何度か医学教育関連の会議やシンポジウムでヨーロッパにおける国際認証について紹介されてきました。ヨーロッパの国々は地続きであることから、以前から単位互換、メディカルツーリズム(患者の国際移動)やフィジシャンマイグレーション(医師の国際移動)が普通に行われていたため、医学教育においても早くから国際認証制度が確立されていました。しかし日本は四方、海に囲まれた島国であったせいか、どの医学部もあまり国際認証には関心を示してきませんでした。しかし2010年米国ECFMGが「2023年以降、医学教育の国際的認証を受けている医学部の卒業生以外には米国での医師資格が得られない。」と宣言したことで全国医学部は騒然となり、その時の状況は黒船の来襲に例えられたことを今でも覚えています。当時アジアの主要国においては日本だけが国際認証機関をもっていなかったことから、にわかに日本の医学部も国際認証を受けるべきとの機運が高まりました。その後、2017年に日本医学教育評価機構(JACME)が世界医学教育連盟(WFME)により認定され、日本の大学・医学部の教育を評価・認定することになりました。現在、評価の基準は医学部教育分野別評価基準日本版Ver.2.1に則り、9領域、36下位領域で構成されています。さらに下位領域は基本的水準(must)と質的向上のための水準(should)に分けられ、それらの基準を満たす必要がありました。当時の本学の医学教育レベルでは高いハードルでした。2015年7月16日の医学部教授会で全教授、教育センター教員と主な事務職で9領域に担当者を割り振り、2018年4月受審に向けてスタートしました。その間、2017年2月23日東京医科歯科大学で開催された医学教育分野別評価制度の説明会に多くの教職員とともに出席し、身の引き締まる思いをしました。また2017年3月22日には、すでに医学教育分野別評価の認定を受けた大学教職員を本学にお招きしFD&SDを開催しました。河田教育センター長や教育センター副センター長が中心となり各領域の分科会で報告書と資料をまとめ、月に1回全体会議で確認し、2017年末、無事にJACMEへ必要書類一式を送付しました。2018 年4月23~27日にかけてJACME関係者による本学での実地調査がなされました。その後、2019年2月1日JACMEから医学教育分野別評価についての認定証が送付されてきました。評価の公表があった17校のうち本学の評価は基本的水準で第3位、質的水準で第3位と極めて高い評価でした。
この実績は多くの教職員が教職協働でなし得た成果であり、学長として感謝申し上げます。



大阪医科大学 
学長 大槻勝紀