研修医・大学院生の声

  1. TOP
  2. 研修医・大学院生の声

先輩レジデントからのコメント

全人的医療を身につけ、チームで活躍できる医師を目指して。

こんにちは。大阪医科大学附属病院リハビリテーション科でレジデントとして勤務をしている黒川達人です。僕は学生時代に恩師の先生より「病気を診ずして病人を診よ。」と教わり、患者の全体像を診れるような医師になりたいと思いリハビリテーション科を選択しました。
リハビリテーション科医は小児から高齢者まで、脳血管疾患、神経筋疾患、運動器(骨関節)疾患だけでなく、糖尿病、肺炎などの内科的疾患、悪性腫瘍、熱傷など幅広くあらゆる領域に関与するため、様々な知識を必要とします。具体的には病気・疾患による身体・精神・家族・社会的障がいを診断・評価し、機能予後予測・目標設定のうえで治療計画をたて、処方(薬物療法、理学療法、作業療法、言語聴覚療法、義肢・装具療法)、治療効果の判定・評価をおこない「患者さんの利益のため」に他科・他職種(セラピスト、看護師、義肢装具士、MSW)とチームとなり、患者さんのADL/QOL向上をはかります。急性期から回復期、維持(生活)期に至るまで、患者さんに関わる期間が長いこともリハビリテーション科の特徴です。
佐浦教授より病気は勿論のこと患者さんの生活をトータルで診ることの大切さを日々教わっています。当科では、急性期の幅広い領域の症例を経験できます。さらに関連病院で回復期から維持(生活)期のリハビリテーション医学・医療を研修することが可能です。全人的医療に興味がある方は、ぜひ見学に来てください。

大阪医科大学附属病院リハビリテーション科レジデント
黒川達人

大学院生からのコメント

臨床の疑問を研究課題に落とし込み、探究することができる。

私は平成16年から理学療法士として当院に勤務しています。私は担当した患者さんの異常歩行に興味を持ち、歩行解析を運動療法の一助として行っていました。しかし、個々の患者さんの歩行解析のみでは、疾患や障がいの特性を明確にすることが難しく、異常歩行の治療手段としての運動療法にも限界を感じていました。そのような時に当院職員にも大学院の受験資格が与えられることになりましたので、平成28年大阪医科大学大学院医学研究科博士課程を受験し入学しました。私は運動器専門理学療法士の資格を有しており、専ら運動器疾患を持つ患者さんを担当しています。これまで私は、大腿骨寛骨臼インピンジメントに対する股関節鏡視下手術後の患者さんの運動療法に悩むことが最も多くありました。そのため、この疾患の病態とリハビリテーションを研究課題に選びました。具体的には、術後の独歩獲得後早期に歩行解析と機能評価を行い、独歩獲得後の歩きにくさの原因を解明し、より効果的な運動療法アプローチを開発しようとするものです。最終的に、科学的根拠に基づいた異常歩行に対する運動療法が確立できればと思います。このように、臨床(職場)で感じた疑問をそのまま大学院の研究課題に落とし込んで探究できることは、非常に有意義なことです。この研究で得られた知見を多くの理学療法士に伝え、異常歩行に悩む患者さんに大学院で得られた研究成果を還元できるように研鑽したいと考えています。

大阪医科大学附属病院リハビリテーション科 理学療法士 平成28年度大学院生
佐藤久友