本会は昭和7年(1932年) に大阪高等医学専門学校医学会として発足し、90年に及ぶ歴史のある学会です。本会発足の目的は「同窓の学術的研究を図り医学の進歩に貢献すること」でした。大正8年(1919年)施行の大学令によって医師養成は大学で行う方向が示された後のことで、いずれは大学へ移行するとの認識から、学内のリサーチ・マインドや学術団体のマネジメント能力を涵養するための発足であったとも考えられます。大阪高等医学専門学校が太平洋戦争の終戦直後の昭和21年(1946年)に旧制大阪医科大学に移行すると同時に大阪医科大学医学会に改称し、中断していた医学会雑誌を復刊し、新たな時代の大学のあり方を模索しながら学術活動を続けてきました。この度、大阪医科大学と大阪薬科大学の統合によって、名称を大阪医科薬科大学医学会とし、引き続き学術活動を行ってまいります。

 本会の目的は「医学の進歩並びに知識の普及をはかること」で、本会は学部の学生を含む本学の研究者が身近に研究の成果を発表する場を自ら形成し、リサーチ・マインドを涵養しつつ、世界に向けて学術情報を発信する助走路となることが重要です。「大阪高等醫學専門學校雑誌から大阪醫科大學雑誌へ」(大阪医科大学雑誌第75巻87頁 2016年)を通して本会の位置付けを広義の医学の中に置き、会員の活動の幅を広げるとともに、医学部以外の学部にも対象を広げています。現在は学術雑誌の発刊と年2回の学術集会に加え、優れた研究者の表彰などを行っていますので、皆様の御加入をお待ちしております。

 

大阪医科薬科大学医学会
会長 佐野 浩一

 

会長ごあいさつ現役員名簿会則大阪医科薬科大学HP