大阪医科大学附属病院  呼吸器内科

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医局員募集

大阪医科大学呼吸器内科レジデントプログラム

目的と特徴

レジデントプログラム
呼吸器内科は、一般病床35床を有し、年間入院数約600件以上と豊富な症例数を有している。肺癌、呼吸器感染症、COPDを含めて呼吸器病学全般に関して幅広い呼吸器内科の専門研修を受けることが可能である。

呼吸器内科のレジデント研修は、 呼吸器病学全般の知識と臨床能力および技術を修得することを目的とし、呼吸器領域のいかなる分野の診療においても習熟した呼吸器専門医の育成を目的とする。

呼吸器内科では、頻度の高い呼吸器疾患(呼吸器感染症、肺癌、気管支喘息、COPD、びまん性肺疾患、呼吸不全など)を各分野の専門家の指導のもとに経験することができる。さらに、呼吸器内科専門外来の診療現場に入って、外来における専門診療の知識・技能と態度のあり方をも学べる。

また、日常の臨床から得られる様々な問題点から発展した臨床研究を積極的に企画し、実践する能力を身につけることができる研修システムを構築している。具体的には、①学会報告や症例報告、②臨床研究から論文作成、③当科と連携を深めている呼吸器疾患研究における基礎リサーチへの参加、などがレジデント研修期間に可能である。

そして、呼吸器科研修カリキュラムに基づく臨床経験、技量の修得は、日本呼吸器学会専門医の受験資格取得のための重要な過程となる。

プログラム指導者と参加施設

レジデントプログラム
1)プログラム指導責任者 科長 後藤 功
2)基幹施設  大阪医科大学附属病院 呼吸器内科

教育課程

1.時間割(週間スケジュール)

 
午前 病棟 教授回診
気管支鏡
病棟 研修医レクチャー
気管支鏡
LDC 病棟
午後 医局会(夕方) 症例検討会(夕方) 病棟 教育回診
抄読会
病棟
  • 火曜日の夕方:呼吸器疾患の症例検討会(スタッフ全員による)
  • 木曜日の早朝:研修医レクチャー(スタッフの中の担当者による)
  • 木曜日の夕方:抄読会ジャーナルクラブ(後期研修医以上のスタッフ全員)
  • 木曜日の午後:教育回診(病棟指導医による)
  • 8:30AM:呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科・病理合同カンファレンス(LDC)

2.研修内容と到達目標

呼吸器内科レジデント1年目(卒後3年目)
臨床
  • 呼吸器疾患全般にわたる入院患者を、病棟指導医のもと診療する。
  • 呼吸器疾患全般の病態を把握し、的確な診断・治療計画、症例の提示をする。
  • 画像(胸部X線、胸部CT)の読影、呼吸機能検査、気管支内視鏡検査、胸腔穿刺など呼吸器疾患に関する検査法を学ぶ。
  • 各疾患に対する薬物療法、肺癌の化学療法などの治療法を学ぶ。
  • 呼吸器疾患における処置(気管内挿管、人工呼吸管理、NIPPV、胸腔ドレナージなど)を学ぶ。
研修医の指導
  • 内科全般の総合的指導を行い、チームを組んで患者の診療にあたる
臨床研究
  • 経験した症例については症例報告し、論文にまとめる。
  • 研究会、学会での発表および論文作成にあたる。
その他
  • カンファレンス、抄読会、勉強会などに積極的に参加し、基礎的あるいは最新の知識や成果を学ぶ。
  • 文献の検索法や英文論文の読み方、EBMの手法を学ぶ。
呼吸器内科レジデント2年目(卒後4年目)
臨床
  • 呼吸器疾患の各分野についての病態および診断・治療についての知識を深め、技能を向上させる。(1年目で得た基礎的な診断・治療の技術を習熟するように努める)
研修医の指導
  • 呼吸器科一般の診断・治療・手技について研修医、1年目レジデントの指導を行う。
  • 各症例の問題点を的確に指摘し適切な治療法を指示できる。
臨床研究
  • 臨床経験に基づいて研究テーマを決め、臨床データを収集・解析して学会や研究会で発表し、論文にまとめることを目標とする。
  • 経験した症例については症例報告し、論文にまとめる。
  • 研究会、学会での発表および論文作成にあたる。
呼吸器内科レジデント3年目(卒後5年目)
臨床
  • 呼吸器疾患全般の病態、診断、治療について正確に理解し、カンファレンスなどで問題解決にむけた適切な方向を示せる。
  • 他科からのコンサルテーションに対し的確な対応ができる。
  • 呼吸器疾患に関する各種検査・治療および手技についてさらに習熟する。
研修医の指導
  • 研修医、1・2年目レジデントの指導を行う。
  • 医療チームのリーダーシップが取れるようにする。
臨床研究
  • 新たな臨床研究を企画・実践して原著論文を書く。

3.レジデント終了後の進路

レジデント研修3年間以降は、呼吸器専門病床を有する関連施設で、さらに多くの経験を積むことができるシステムを組み込んでいる。呼吸器専門外来の診療、院内での他科からのコンサルテーション、肺癌の専門治療など呼吸器内科専門医の修練として重要な期間を送れるように指導体制も整えている。
ただし、関連病院での修練開始時期、修練期間については、個々の状況に応じて調節する。

■関連施設

  • 市立枚方市民病院 呼吸器内科
  • 市立伊丹病院 呼吸器科
  • 市立池田病院 内科
  • 藍野病院 呼吸器内科
  • 阪和住吉総合病院 内科
  • 北摂総合病院 呼吸器内科

4.指導体制

  • 呼吸器内科所属の助手・診療助手を中心に指導を行うが、原則として、呼吸器内科スタッフ全員がレジデントの研修全期間を通じて研修の責任を負う。
  • 入院患者の診察、検査、治療に関する直接的指導は主治医(病棟指導医)が行なう。
  • 指導医は定期的にレジデントの研修目標達成の進歩具合を点検し、適切に研修が進んでいるかチェックする。

評価方法

呼吸器内科レジデントの研修の評価方法は、「呼吸器専門医研修カリキュラム」を用いて行う。なお、呼吸器内科専門医の取得には、呼吸器臨床に関する論文発表が3編以上必要であるので、できるだけ多くの症例を経験して、学会発表、論文発表に努める必要がある。

大学院への進学と呼吸器専門医の取得

レジデント研修終了後に、大学院への進学が可能である。研修終了前でも、本人の希望があれば卒後5年時から進学が可能である。(第一内科の内規による。)

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