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台北大学看護学部 学生研修レポート


台北医科大学研修感想文 
(上杉美月さん) (派遣時2年生)

 3/9〜3/20の11日間、台湾の台北医科大学への研修へ行かせていただきました。

  研修では、臨床見学で付属病院へ行かせていただいたり、漢方医学やマタニティアフターケアのレクチャーを受講しました。  臨床見学では現地の学生と、病院実習を一緒にして、本当に書ききれないくらいたくさんのことを学ぶことができました。 一番印象的だったのは、学生が基本的に単独でバイタルサインを測りに行き、血糖値測定をし、吸引も行い、注射、さらにはport Aまで行うのにはとても驚きました。 これは、台湾の看護師不足を補うため、少しでも早く現場に出て適応し、働けるように、学生のうちから何でもできるようになっておく必要があるという考え方からだそうです。なので、台湾の新人看護師は就職して一ヶ月で単独で患者さんのケアを行うそうで、それにもまた、驚きましました。  また、台湾での病棟の雰囲気も日本とはとても違っていて、とてもアットホームで看護師と学生がとても仲がよく、先輩のように親しく慕っていました なので、学生もなんでもわからないことはすぐに聞いていて、教育の場としてはとても良いと思いました。 

 さらに、台湾の学校では病名や薬など基本的にほとんどの単語を英語で覚えていて、カルテもほとんど英語でした。 なので、日本ではほぼ日本語で習っていることに、焦りを感じました。 これからの国際社会に適していくには、医療英語ができないことには始まらないな、と強く思いました。 

 学校が終わってからの時間や、休日には現地の学生にいろいろなところへ連れて行ってもらい、たくさんの素敵な思い出ができました。本当にウェルカムな感じでおもてなしをしてくれて、とても幸せでした。また、日本に来てくれた時には必ず同じように、おもてなしをしたいと思っています。

 この研修を通して、看護における考え方の違いや、患者が求める看護の違いもなども2カ国でもかなり違いがあることを知り、日本だけでは学べないことをたくさん学ぶことができました。本当に良い経験をさせていただきました。これからの学習において、日本語での病名だけを覚えるのではなく、英語でも覚えるようにしたり、日本でのケアと海外でのケアの違いを調べたり、日本にいても広い視野を持つことができるように、努力していきたいと思っています。また、実習において看護学生がわからないことをすぐに看護師や医師に質問したり、自分の意見を言っている姿が印象的でした。学ぼうとする姿勢を大切に、私も実習時には積極的に自分の意見を言って、わからないことは自分で調べた上で質問していきたいと思います。

 最後になりますが、中山センターの皆様をはじめカルデナス先生、佐々木先生にはこの研修で本当にお世話になりました。皆様の支えのおかげで本当に充実した、一生忘れられないような経験をして帰って来ることができました。本当にありがとうございました。
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