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台北医学大学看護学部短期研修派遣 学生研修レポート


台北医学大学での研修を終えて 台北医学大学看護研修(2017/3/13-24)
(看護学部 乗上千都さん) (派遣時3年生)

学習成果について
 このプログラムに参加することが決まったのが年末でした。3回生での参加であったこともあり、実習のため抄読会には1度しか参加することが出来ず非常に残念でした。昨年このプログラムに参加した先輩から、医療英語の参考書等を貸していただき、個人個人で勉強しました。私はほとんど勉強をせずに研修に参加したため、やはりわからない単語が多く困ることが少しありました。英語でつまずいてしまうと、台湾にまで来て現地で多く得られるものも得られなくなるので、事前にしっかりと勉強しておくべきだと思います。でも他の日本の大学から来た学生の多くは英語があまりしゃべれなかったので、私たちは喋れた方だと思います。発表の時には伝えたいことを伝えられました。


台北で経験したことについて

 TMUHは台湾の中でも大きな病院で、最先端の機械や技術を使って難しい症例等を扱っていました。台湾の医療と日本の医療(大阪医科大学付属病院)は共通点もあり、相違点もありました。ただ、看護を提供するという点では根底には同じ気持ちがあり、どの国にいても看護師は看護師なんだなぁと思いました。プレゼンテーションのあとのディスカッションでは日本の進んだ高齢社会に対する現在の医療制度について、台湾も近い将来日本と同じような状況になるということから興味があるようでした。私は、日本が世界的にみても群を抜いた高齢社会であることを初めて知りました。そして世界は日本の医療や看護がどのように対応していくかを注目しているということに驚きと少しの責任感を感じました。また、災害看護の授業では災害が多い国としても世界に注目されていると感じました。日本を外側から見ることで、日本の医療の問題点や、世界との違いを考える大きなきっかけになったと思います。


プログラムの内容について
 10日間の内、2日間の病院実習、3つの授業(災害看護、マタニティケア、漢方医学)、病院見学や介護施設の見学があり、計3回の発表の場がありました。実習は朝早かったですが、学ぶことの方が多く、あっという間に時間が過ぎた様に感じます。発表のためのPPT作成が非常に大変でした。学びが多く短い時間にまとめることは難しかったですが、発表では伝えたいことを伝えられ、ディスカッションからもまた学び、達成感が大きかったです。半日のみのプログラムの日もあったので、いいバランスでスケジュールをこなせたと思いました。たくさん遊ぶこともでき、すごく満足のいく2週間でした。


今後の進路への影響について
 進路が大きく変わることはないですが、考え方が変わったと思います。今まで私が経験してきたことは、すべて日本という国での医療、看護でした。看護ケアの内容も日本人に合ったもので、これが看護のすべてで世界共通であると考えていました。しかしこの台北での研修を通して、国の特性や文化の上に看護は提供されているのだと考えるようになりました。どんな患者さんにも自分の価値観を押し付けず、その方の個別性を考えて関わっていきたいと思うようになりました。 最後に、このプログラムに関わってくださったすべての方に感謝を申しあげたいと思います。私たちの希望を叶えて下さり、本当にありがとうございました。このプログラムをこれからも継続し、多くの学生にこの体験をしていただきたいと感じています。

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