池田教授就任後,数々の新たな試みがなされていますが,大きな変化としては,教育システムの充実,オープンカンファレンスの開催,電子メールによる連絡網の整備,教育・研究体制の整備,海外留学の促進などが挙げられます。
       
    教育システム
      池田教授は優秀な眼科臨床医の育成を第一の目標に掲げており,卒後教育に特に力を入れています。現在の当教室の教育システムは他のどの大学にも負けないものであると自負しています。超音波白内障手術教育のため豚眼によるウェットラボの常設(写真1)(→詳細はここをクリック)をはじめ,各指導医による研修医講義(写真2)が毎週定期的に行われています。また電子メールを利用した教育も日常的に行われています。教育方針としては,できるだけ無駄を省いて限られた時間内で能率の良い研修ができるように配慮しています。
(写真1)
 
(写真2)

現在,教室関係者に発信している教育メールには以下のようなものがあります。
レジデントのためのひとくち知識(リスト→ここをクリック)
外来診療のコメント
臨床と基礎研究の接点(リスト→ここをクリック)
各診療領域からの教育メール(リスト→ここをクリック)
硝子体手術のワンポイントアドバイス(リスト→ここをクリック)
オープンカンファレンスのコメント
硝子体手術のコメント
       
    オープンカンファレンス
      毎週木曜日の午後6時から約1時間半行われており,毎月1回,他施設から講師の先生を招待して特別講演を開いています。これには教室内だけでなく,関連病院や同窓会の先生も多数参加し,毎回50〜60名以上もの出席があり,常に熱っぽい討論が繰り広げられています(写真3)。
『過去の特別講演演者一覧』
(写真3)
       
    大阪医大眼科セミナー
      年に2回,大阪医大眼科が主催するセミナーを行っています。春は毎回テーマを決めて,秋は同窓会とのジョイントで行っています。毎回120〜150名の参加者があり, 非常に勉強になるセミナーとして好評です(写真4)。(→『大阪医大眼科セミナー』のページを参照)。
(写真4)
       
    専門領域別カンファレンス
      当教室では,オープンカンファレンス以外にも下記の専門領域別に定期的にカンファレンスを行っています。内容は症例検討が主体ですが,各領域のレベルアップに繋がるだけでなく,レジデント教育にもおおいに役立っています。
・網膜硝子体 ・神経眼科 ・斜視弱視 ・緑内障 ・角膜 ・眼底スライド

(写真5)
       
    基礎研究
      基礎研究の分野では,毎月1回,大学院生を中心にリサ−チカンファレンスを行っています。各自の研究に関連する最新の英文論文を紹介しながら,現在の研究状況を報告する方法をとっています。研究は,将来的に何らかの形で臨床に貢献できる内容を選んで,基礎系の教室にも指導して頂きながら研究を進めています。現在共同研究させて頂いているのは,薬理学教室,病態検査学教室,第二生理学教室,病理学教室, 米国ミシガン大学眼科などです。
現在の研究内容としては,以下のようなものがあります(→クリックで『教室が行っている研究内容の紹介』のページへ)。
・ミュラー細胞と眼内増殖性疾患に関する研究
・Endothelinと眼疾患の関連
・緑内障と眼血流に関する研究
・アルツハイマー病(AD)と緑内障の関連
・キマーゼ阻害薬の緑内障手術への応用
・硝子体のプロテオーム解析
・実験的ぶどう膜炎の発症機序に関する研究
・網膜神経節細胞の神経保護と軸索再生に関する研究
・加齢黄斑変性の病態に関する研究
・P2X7受容体と眼疾患の関連
・高血糖・インスリンと眼循環
・網膜微小血管における電気生理学的研究
(写真6)
 
(写真7)
       
    海外留学
      池田教授赴任以来,積極的に海外に留学者を派遣しています。今までに派遣した大学は,ミシガン大学(糖尿病網膜症の病態解明,網膜微小血管細胞の研究:写真8),エール大学(網膜色素上皮細胞のtight junction に関する研究:写真9),コロンビア大学(網膜色素上皮移植の研究:写真10),ハーバード大学(網膜電気生理に関する研究),カリフォルニア大学ロサンゼルス校(眼病理に関する研究)などで,約20名の教室員が留学を経験しています。海外留学では,眼科研究の面白さに触れることができるだけでなく,海外の異文化に接することで,より視野が広がります。今後も積極的に留学生を派遣していく予定です。
■ミシガン大学留学生便り(→ここをクリック
(写真8)
 
(写真9)
 
(写真10)
       
    学術
      春の日本眼科学会,ARVO(米国),夏のヨーロッパ眼科学会,秋の臨床眼科学会,AAO(米国),冬の眼科手術学会をはじめとして,各専門部会など学会は数多くあり,各会に積極的に演題を出しています。また,論文も年間に多数出しており,世界にアピールできるよう英語論文を積極的に投稿しています。
<参考:業績一覧>
2017年度(発表原著
2016年度(発表原著
2015年度(発表原著
2014年度(発表原著
2013年度(発表原著
2012年度(発表原著
2011年度(発表原著
2010年度(発表原著
2009年度(発表原著
2008年度(発表原著
2007年度(発表原著
2006年度(発表原著
2005年度(発表原著
2004年度(発表原著
2003年度(発表原著
2002年度(発表原著
       
    医局行事
      春の新人歓迎会,夏の医局旅行(写真11),秋の同窓会総会,冬の忘年会をはじめとして,ゴルフコンペなど盛り沢山の企画があり,医局員,パラディカルとの親睦の場となっています。
(写真11)
       
    医局の運営方針
      池田教授の医局の運営方針としては,優秀な臨床医の育成,臨床に結びつく研究の推進を掲げており,常に明るく活気のある教室をつくろうとされています。基礎系の教室や他大学との共同研究など,今後新たな試みが数多くでてくるものと考えられ,今後の教室の飛躍的な発展が期待されます。  
       
       
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