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入局を希望される方へ
 
  大阪医大眼科学教室への入局を希望される方へ
     
大阪医科大学眼科学教室は,平成11年4月より網膜硝子体手術の我が国におけるリーダーの一人である池田恒彦教授が就任し,21世紀にむけて新たなスタートを切りました。池田教授就任後,数々の新たな試みがなされていますが,大きな変化としては,教育・研究体制の整備,海外留学の促進,電子メールによる連絡網の整備,オープンカンファレンスの充実などが挙げられます。平成17年秋には外来,病棟が共に新7号館に移転し,素晴らしい環境の中で心機一転診療に取り組んでいます。→『教室運営の理念』
       
     
:: 池田教授からのひとこと ::
眼科は単一の臓器を扱う診療科のように思われがちですが, 全身疾患とも密接に関連していて興味がつきない領域です。これからの高齢化社会の到来もあり, 将来性も十分です。なによりも視覚というQOLに最も大切な感覚器を扱うので, 患者さんに非常に大きな喜びを与えられ,とてもやりがいのある科です。またマイクロサージェリーは我々を神秘的な世界へと誘ってくれます。当教室の特徴としては,教育システムの充実,各専門領域における経験豊富なスタッフ,豊富な関連病院,女性医師の働きやすい環境整備などが挙げられると思います。眼科学に興味をお持ちの若い先生,学生さんは,是非うちの教室への入局を考えて頂ければと思っています。  
『私が眼科を選んだ理由』
       
       
     
     
       
     
:: 2020年度, 専攻医 (レジデント)の募集について  ::

初期臨床研修の2年を終えた後, 当教室の入局を希望される方は原則として, 大阪医大の専攻医(レジデント)になって頂くことになります。

今年度から,新専門医制度が開始されましたが,来年度も今年と同じように一次登録と二次登録が行われます。ただし一次登録の結果,大阪など都市部への集中が明らかな場合には,二次登録は行われない可能性がありますので,当教室に入局を希望される先生は,必ず一次登録をして頂きますようにお願いします。登録開始次期はまだ未定ですが,一次登録は9月頃になる可能性が高いようです。それにあわせて,大阪医大では専攻医希望者に対して下記の要項で面接(筆記試験はなし)を行います。これは専門医機構に登録後でもOKです。詳細は下記のURLをご参照下さい。

  http://hospital.osaka-med.ac.jp/career_support/recruit.html
     
  ご不明な点は,医局長の小嶌祥太准教授(メールアドレス shota@osaka-med.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
     
       
     
:: 現在の応募状況  ::

本年度は入局希望者が多く,すでに通常の枠は埋まっていますが,地域連携枠が1つあいてい ます。これは,4年のうち2年間は大阪医大眼科が連携する浜松医大眼科で研修するもので, 入局後半年(あるいは1年)は大阪医大眼科で研修を行い,その後2年間浜松医大で研修するこ とになります。浜松医大では白内障手術をはじめ,多くの症例が経験できるようにプログラ ムを組んで頂いていますので,通常の入局者と遜色ないか,それ以上の充実した研修が受け られと思います。また,大阪に戻ってからは,大阪医大眼科で最も人気の高い関連病院に出 向できるといったインセンティブが得られます。通常の入局者も多くは2年目から関連病院 に出向となりますので,それが浜松医大になるだけの違いで,研修の内容には全く差はありません。
興味のある方は是非,下記まで早めにご一報ください。

  池田恒彦教授 <tikeda@osaka-med.ac.jp>
     
       
     
:: 眼科レジデントをしながら同時に専門医と学位を取得してみませんか。 ::
大阪医科大学の大学院医学研究科では,以前より社会人大学院生を受け入れていましたが,平成22年度より大学のレジデントをしながら,同時に大学院生になれる制度が発足しました。眼科専門医は4年間眼科臨床に従事する必要がありますが,同時に学位の仕事をすることも可能です。具体的には以下のようなパターンが考えられます。
 パターン1
 1,2年目 レジデント大学院生
 3,4年目 大学院生
 その後,学位+専門医取得
 パターン2
 1,2年目 レジデント大学院生
 3,4年目 関連病院に出向しながら社会人大学院生
 その後,学位+専門医取得
 
なお,初期研修の2年目で眼科を1年間選択してもらえば,初期研修の2年目から大学院生になることも可能です。大学院の募集については下記のホームページをご参照ください。
http://www.osaka-med.ac.jp/deps/gakumu/kenkyuuka/index.html#123
 
具体的なことについては,下記にご相談ください。
  小嶌祥太(医局長) メールアドレス shota@osaka-med.ac.jp
  池田恒彦(教授) メールアドレス tikeda@osaka-med.ac.jp
       
           
           
    教室スタッフと外来診療
     
現在のスタッフは池田恒彦教授,菅澤淳専門教授,奥英弘准教授以下,講師 5人,助教 5人,大学院生 4名,レジデント 8名からなり,関連病院出向医を含めた教室員は総勢102名,同門のOBを含め同窓会員は 330人を数え,眼科学教室としては日本でも有数の規模です。専門外来としては網膜・硝子体(池田教授, 喜田講師(准), 石崎講師(准), 鈴木助教, 福本助教, 家久来医師),緑内障(植木講師,小嶌講師,柴田医師, 杉山非常勤講師),斜視弱視(菅澤専門教授,奥准教授,松尾助教,戸成助教),神経眼科(菅澤専門教授,奥准教授,松尾助教, 戸成医師),角膜(清水講師,田尻助教),電気生理(奥准教授,奥野医師),ぶどう膜(小林助教, 高井医師, 竹田医師, 多田非常勤講師, 丸山非常勤講師)を中心に,コンタクトレンズ,涙道,眼形成,ロービジョンなどがあります(→『外来診療』のページを参照)。外来診療は8診を使って診察していますが連日多くの患者さんが受診されます。常勤の視能訓練士は 8人いますが,濱村美恵子ORTを筆頭に優秀なスタッフがそろっており,質の高い視野検査や斜視弱視検査に携わっています。当教室の最大の特徴としては,各専門分野に優れた指導者がおり,臨床レベルが高いだけでなく全体としてバランスがとれていることが挙げられます。従って後期研修期間に眼科のほぼすべての領域で充実した教育が受けらます。眼科の外来,病棟ともに2005年からは新7号館に移転し, 素晴らしい施設と環境の元で診療に励んでいます(写真1)。   写真1
 
    病棟診療
     
大学病院の病床数は約900 床で,そのうち眼科の病床は約40床ですが,常にほぼ満床の状態が続いています。手術件数は年間約2000件で,主な疾患別では白内障が約1000件, 網膜・硝子体手術が 約500件, 緑内障手術が約100件, 斜視手術が約130 件,角膜移植が約20件などとなっています(写真2)(→『病棟診療』のページを参照)。   写真2
 
    初期および後期研修プログラム
     
平成16年度からスーパーローテーションが始まりましたが,大阪医大の初期研修プログラムでは2年目の2〜12ヵ月間,希望する診療科を選択してローテートすることができます (→詳細はここをクリック)。もちろん初期臨床研修の2年間を他の臨床研修指定病院でローテートして,3年目から当教室で眼科後期研修を開始する人も多くいます。この場合,臨床研修指定病院によって眼科ローテートを選択できる期間は異なりますが,当教室で後期研修を開始する時点で,各々の経験に合わせて教育しますので全く心配ありません。初期臨床研修期間に眼科を全く経験していなくてももちろん大丈夫です。
後期研修の1年目には,細隙灯顕微鏡や眼底検査などの眼科検査の基本を習得すると同時に,簡単な手術手技が習得できるように指導します。眼科は他科と比較して早い時期に術者になれるのが特徴です。後期研修の2年目以降は,原則として関連病院に出向して白内障手術を中心とした内眼手術の研鑽をさらに積んでいくことになります。当教室には,大阪回生病院,北摂総合病院,大阪暁明館病院,枚方市民病院,高槻赤十字病院,高槻病院,南大阪病院,済生会茨木病院,済生会千里病院,八尾徳州会総合病院,松原徳州会病院,県立尼崎病院,大阪市立総合医療センターなど,優秀な指導者を有する関連病院が豊富にあるのが特徴です。眼科後期研修の間に必ず全国学会の発表と原著執筆を指導し,また希望があれば国際学会への参加も積極的に推奨しています。
後期研修プログラム(レジデントプログラム)については,ここをクリックして下さい。
 
    眼科専門医
     
日本眼科学会専門医制度委員会の規定により,眼科後期研修4年を経た時点で,眼科専門医試験を受験することになります。池田教授就任後は,卒後教育に特に力を入れており,教育システムも非常に充実しています。当教室の教育システムは他のどの大学にも負けないものであると自負しています。超音波白内障手術教育のためウェットラボ(写真3)(→詳細はここをクリック)の常設や縫合練習用顕微鏡の医局内設置など,手術のスキルを向上させるための実践的な環境を充実させています。基本方針としては,できるだけ無駄を省いて限られた時間内で能率の良い研修ができるように配慮しています。(→『教室の活動』のページを参照)   写真3
       
     
:: 菅澤専門教授からのひとこと ::
眼科は小さな臓器を扱っているので、臨床や研究の分野が狭いと思われるかも知れませんが、実際はとても分野が広い科です。眼科は他科の疾患と関連するものが多く、対象とする患者様も新生児から高齢者まで幅広く、眼科以外の知識も必要となります。また、眼科だけに限っても色々な分野があり、自分の興味がある分野の選択肢が非常に広いです。さらに今後の医療の最先端となる、再生医学や脳科学にも関連する分野もあります。当教室は各分野の専門家が揃っており、手術の技術のみならず各疾患の専門的な知識が習得できます。また、教室員のまとまりもよく、暖かい雰囲気があります。眼科を専門にするため当教室に入局してみませんか。  
 
    オープンカンファレンス
     
毎週木曜日の午後6時から約1時間半行われており,毎月1回,他施設から講師の先生を招聘して特別講演を行っています。これには教室内だけでなく,関連病院や同窓会の先生も多数参加し,毎回50〜60名以上もの出席があり,常に熱っぽい討論が繰り広げられています。(→『オープンカンファレンスのご案内』のページを参照)
       
    大阪医大眼科セミナー
     
年に2回,大阪医大眼科が主催するセミナーを行っています。春は毎回テーマを決めて,秋は同窓会とのジョイントで行っています。毎回120〜150名の参加者があり, 非常に勉強になるセミナーとして好評です(写真4)(→『大阪医大眼科セミナー』のページを参照)。   写真4
       
    専門領域別カンファレンス
     
当教室では,オープンカンファレンス以外にも下記の専門領域別に定期的にカンファレンスを行っています。内容は症例検討が主体ですが,各領域のレベルアップに繋がるだけでなく,レジデント教育にもおおいに役立っています。
・網膜硝子体 ・神経眼科 ・斜視弱視 ・緑内障 ・角膜 ・眼底スライド
  写真5
       
    メールによる通信教育
     
当教室の教育システムの大きな特徴としては,メールを使用した通信教育が挙げられます。池田教授からの教育メール(レジデントのためのひとくち知識,外来診療のコメント,硝子体手術のワンポイントアドバイスなど)の他にもオープンカンファレンスの発表内容要旨,学会報告,学会抄録などが随時送信されます(→『教室の活動』のページを参照)。これらの情報は関連病院の教室員を含めた教室関係者全員が共有できるシステムになっており,同窓会の先生方も積極的にメーリングリストに登録しています。
 
    基礎研究と学位
     
基礎研究の分野では,毎月1回,大学院生を中心にリサ−チカンファレンスを行っています(写真6)。各自の研究に関連する最新の英文論文を紹介しながら,現在の研究状況を報告する方法をとっています。研究は,将来的に何らかの形で臨床に貢献できる内容を選んで,基礎系の教室にも指導して頂きながら研究を進めています。現在共同研究させて頂いている教室は,薬理,病態検査,生理などがあります。
現在の研究内容としては,レーザースペックルを用いた緑内障の循環障害に関する研究,網膜グリア細胞を中心とした分子生物学的研究,糖尿病網膜症などの網膜循環に関する研究,電気生理学的研究,硝子体のプロテオーム解析,ぶどう膜炎の発症機序,ナノテクノロジーによる薬剤徐放システムなどがあります。研究の成果は,毎年開催される日本眼科学会および米国フロリダ州でのARVO(The Association for Research in Vision and Ophthalmology)で,多くの教室員が発表しています。また,これらの研究成果を論文にして学位を取得できるように指導しています。
  写真6
 
   
:: 小嶌講師(医局長)からのひとこと ::
外界から得られる情報の8割が視覚情報といわれており、このため眼科はQuality of Life (Q.O.L)向上に多大な貢献をする診療科となっております。さらに眼疾患だけでなく、糖尿病、高血圧、脳神経病変、その他様々な全身疾患の発見と診断、治療に関与し、光学的知識までをも駆使して内科的治療だけでなく外科的治療も数多く行います。iPS細胞が例に挙げられるように研究分野でもさらなる発展が期待されています。この様に興味深く重要でやり甲斐のある診療科ですが最近の日本眼科学会の新規会員数は減少傾向にあります。大阪医科大学眼科では、細分化された専門分野のほぼ全てにわたって優れた医師が研修医・レジデントを指導する体制が整っており、手術や専門医になるまでの綿密な教育を行っております。希望者には研究や国内・海外留学の道も開かれています。若い先生方、是非われわれとともに充実した毎日を過ごしましょう。  
 
    海外留学
     
池田教授赴任以来,積極的に海外に留学者を派遣しています。派遣施設はミシガン大学(糖尿病網膜症における血管周皮細胞の研究)(写真7,8),エール大学(網膜色素上皮細胞の研究),コロンビア大学(網膜色素上皮移植の研究),カリフォルニア大学(眼病理の研究)などです。これらの留学先には,今後も大阪医大眼科で継続して人材を派遣する予定で,この他にも新たな留学先が予定されています。池田教授赴任以来,現在までに海外留学を経験した教室員は25名を数えます。(→『教室の活動』のページを参照)
■ミシガン大学留学生便り(→ここをクリック
  写真7


写真8
 
    学会活動
     
春の日本眼科学会,ARVO(米国フロリダ州),夏のヨーロッパ眼科学会,国際緑内障カンファレンス(写真9),秋の臨床眼科学会,AAO(米国),冬の眼科手術学会をはじめとして,各専門部会など学会は数多くあり,各会に積極的に演題を出しています(→『業績』のページを参照)。   写真9
       
    関連病院
     
関連病院は現在常勤医を派遣している施設が35, 非常勤も含めると40施設以上あります (→『関連病院』のページを参照)。基本的に教室での1年間の後期研修を終えて最初に赴任する病院は,スタッフが充実しており十分な教育が受けられる病院を選んでいます。関連病院の中には北野病院,大阪市立総合医療センター,県立尼崎病院など他大学との相乗りの病院もありますが,最近では大阪医大独自の大きな関連病院が増えてきています。全員が当教室からの派遣医で構成されている臨床研修指定病院としては,高槻赤十字病院,高槻病院,枚方市民病院,八尾徳州会総合病院,松原徳州会病院,北摂総合病院,済生会茨木病院,城山病院,第一東和会病院,市立泉佐野病院,市立芦屋病院,南大阪病院,大阪暁明館病院,河内総合病院,などがあります。
 
   
:: 大阪医大眼科の関連病院で初期研修をうけてみませんか。 ::
  スーパーローテーション明けにうちの教室への入局を希望される方の中で,大阪医大以外での初期研修を希望される場合には,以下のような臨床研修指定関連病院が眼科としての教育体制が充実しています。もちろん,下記以外の臨床研修指定病院で初期研修を受けた方も大歓迎です。
  高槻赤十字病院
病院ホームページ:http://www.takatsuki.jrc.or.jp
  高槻病院
病院ホームページ:http://www.aijinkai.or.jp/takatsuki/index.html
  市立ひらかた病院
病院ホームページ:http://hirakatacity-hp.osaka.jp/
  北摂総合病院
病院ホームページ:http://www.hokusetsu-hp.jp
  八尾徳州会総合病院
病院ホームページ:http://www.yao.tokushukai.or.jp/index.html
  松原徳洲会病院
病院ホームページ:http://www.matubara.tokushukai.or.jp
  済生会茨木病院
病院ホームページ:http://www.ibaraki.saiseikai.or.jp/
  城山病院
病院ホームページ:http://www.shiroyama-hsp.or.jp/
     
    後期研修の身分と収入
     
後期研修開始時の身分は,原則として大学のレジデントになります。大学から支給される給与は約30万円ですが,これに加えて週2回程度の外勤で十分な収入が得られるように配慮しますので,生活に関して心配はありません。
     
   
:: 先輩レジデントからのひとこと ::
松浦峻行(平成26年度レジデント)
〜特色は早期からいろいろな臨床経験ができること〜
私は大阪医大病院で2年間の初期研修を行い、そのうちの6ヶ月間を眼科で過ごしました。先輩レジデントに混ざりながら、入院患者さんの診察をしたり、手術助手に入ったり、カンファレンスやレジデント向けの勉強会に参加していると、迷うこと無く入局を決めていました。迷わず入局できた理由は、実践に出るための教育の充実と実践に出るまでの早さです。入局後、半年もすれば外来診療がスタートします。私の場合は研修医で半年在籍していたので、入局早々より外来診療がスタートしました。外来診療のためには、充分な知識がなければ診断治療はできません。必要な知識は、入院受け持ち患者さんの診察、カンファレンス、勉強会で得ることができますし、それでもわからない症例に出会えばその場でスタッフの先生に相談することも可能です。また、当医局には各分野に専門の先生がいますので、困ることもありません。眼科医としての第一歩を、教育の整った当医局で過ごせば、より良い眼科医になれるのではないでしょうか。
 
高木麻衣(平成28年度レジデント)
〜特色は教育システムが充実していること〜
私はりんくう総合医療センターで初期研修後、眼形成の分野を始め幅広く眼科を勉強したいと思い、偏りなく各分野が存在する大阪医科大学眼科に入局させて頂きました。各分野での勉強会やカンファレンスがあり、また多種多様な症例を多く経験できたため、後期研修はとても充実していました。スタッフの先生方との距離も近く、研修中は非常に熱心に指導していただき、後期研修が修了した今も難しい症例があればメール、あるいは直接相談させて頂いております。眼科での手術技術を習得するのに必要な豚眼実習は、毎週当科の研究室でできる環境にありますし、定期的なウェットラボも開催され、その際はスタッフの先生方に直接指導していただけるので大変勉強になりました。また第一線で働いている女性医師の先輩方もたくさんいるため、ロールモデルとして参考にさせていただいております。
 
     
    教室の行事
     
春の新人歓迎会,夏の医局旅行(写真10),秋の同窓会総会(写真11),冬の忘年会(写真12)をはじめとして,ゴルフコンペなど盛り沢山の企画があります。   写真10


写真11


写真12
     
    女性医師の働きやすい環境作りについて
     
当教室は女性医師が多いのも特徴の一つですが,結婚,出産後にも安心して仕事ができるように種々のシステムを作っています。まず,産休・育休は希望があれば合計で1年間とれるようにしました。産休・育休後は原則として常勤に復帰してもらうことになりますが,子育てなどでどうしても常勤が続けられない教室員に対しては,『非常勤教室員』という身分を作り,可能な範囲で勤務してもらっています。また,今後は産休・育休などで一線を離れていた教室員に対しての再教育システムをさらに充実させる予定です。
     
:: 植木講師からひとこと ::
『大阪医大眼科および関連病院における女性医師の勤務環境について』
 当教室における男女比は男性44名、女性51名で女性の方が多い状況です。51名中41人は既婚者、うち31名は子供がいますが、ほとんどが常勤医です。私が入局したころは常勤の既婚女性医師はあまりいませんでした。この変化は就任後、池田教授が一貫して女性医師が仕事を続けていきやすい環境を作ろうと尽力された結果です。
 まず、不公平感をなくすためにあいまいだった医局内規定を [1].3か月の産休を認め、復職するのであればその間、医局から非常勤医を派遣する。 [2].産休後復職しない場合には一旦、病院を辞めるが1年まで医局員としての在籍を認める(相談で延長可)と明記しました。明記したことで産休取得者は計画が立てやすく、逆に産休・育休が取得しやすくなったと感じています。また、育休後の復職を助けるために希望者には非常勤勤務を紹介し、復職へのハードルを低くするように配慮しています。また、希望時に教授と面談が行われ、個々の状況に合わせ条件を調整しています。一方、出向病院へも当直免除や週4日+α勤務で常勤として認めるなどの条件を受け入れてもらうよう働きかけ、環境を整えています。
 一方、大学でも女性医師の離職は問題であり、制度の改正が行われています。まず、院内保育所が平成18年より医師、大学院生も利用可能となりました。待機児童が多い大阪で保育所が確保できることは職場復帰の助けとなっています。次に短時間正規職員制度も平成21年からできました。これは育児・介護の間に規定勤務時間の10%以上勤務で正規職員として認めるもので育児では0〜8歳までの子供を有する職員に適応されます。この制度のメリットはその部署に雇用枠が補充されることです。私はこの制度利用者第1号ですが、当直や時間外勤務が免除されても、他の先生の負担を増やすことにならないので、非常に気持ちが楽になりました。
 女性医師の復職・勤務継続には,それを支援する制度が必要なのは言うまでもありませんが、個々の事情もあり、きめ細かい聞き取りや配慮が復職への助けとなります。一方,女性医師としての認識も大切で、周囲に対しいつも感謝の気持ちを持ち、自分のモチベーションを維持し続けることが必要だと思います。
 
『日本の眼科』83巻7号p870 より改変引用
       
    教室の運営方針
     
池田教授は教室の運営方針として,優秀な臨床医の育成,臨床に結びつく研究の推進を掲げており,常に明るく活気のある教室をつくろうとされています。上記以外にもさらに新たな試みが数多くでてくるものと考えられ,今後の教室の益々の発展が期待されます。
     
   
:: 日本の眼科医は不足しています。 ::
 巷で眼科医は過剰だという噂がたっていますが, 日本の眼科医は不足しています。特に手術のできる眼科勤務医不足は深刻で, 大阪を含めた近畿圏の都市部でも眼科常勤医不在の総合病院が最近増えてきました。日本眼科学会の諮問委員会である『眼科医動向調査委員会』の2009年の報告によると, 大学病院で後期研修を開始した人は, 国公立大学が平均2.4人, 私立大学が平均2.6人となっています。われわれの教室では例年比較的多くの入局者がありますが, それでもスーパーローテーション制度発足前よりは減少しています。
今後, 日本は超高齢化社会を迎え, 眼科医の需要は多くなるばかりです。また, 近年の糖尿病患者の増加や白内障, 加齢黄斑変性などの加齢性疾患が激増しており, 眼科医は今後益々必要とされることは間違いありません。眼科を志す先生は, 「眼科医は余っている」といった根拠のない誤った風評に惑わされることなく, 将来性のある眼科を是非選んで頂きたいと思います(池田記)。
     
  最近の入局状況
      毎年多くの入局者があり, 教室内は活気に満ちています。人数が多いからといって研修の内容が薄くなることのないように,指導者が熱心に指導しています。過去7年間の入局者数は以下の如くです。
平成18年度 学内6名 学外2名 計8名 (男性3名,女性5名) (→詳細はここをクリック
平成19年度 学内2名 学外6名 計8名 (男性6名,女性2名) (→詳細はここをクリック
平成20年度 学内3名 学外2名 計5名 (男性1名,女性4名) (→詳細はここをクリック
平成21年度 学内2名 学外2名 計4名 (うち1名は非常勤教室員,
男性2名,女性2名)
(→詳細はここをクリック
平成22年度 学内4名 学外1名 計5名 (男性5名,女性0名) (→詳細はここをクリック
平成23年度 学内2名 学外2名 計4名 (男性1名,女性3名) (→詳細はここをクリック
平成24年度 学内3名 学外6名 計9名 (男性2名,女性7名) (→詳細はここをクリック
平成25年度 学内6名 学外2名 計8名 (男性4名,女性4名) (→詳細はここをクリック
平成26年度 学内4名 学外3名 計7名 (男性2名,女性5名) (→詳細はここをクリック
平成27年度 学内3名 学外1名 計4名 (男性3名,女性1名) (→詳細はここをクリック
平成28年度 学内4名 学外4名 計8名 (男性4名,女性4名) (→詳細はここをクリック
平成29年度 学内0名 学外3名 計3名 (内1名は転科 男性0名 女性3名) (→詳細はここをクリック
平成30年度 学内4名 学外1名 計5名 (男性5名 女性0名) (→詳細はここをクリック
平成31年度 学内4名 学外2名 計6名 (男性3名 女性3名) (→詳細はここをクリック
  なお,平成10年〜31年度の入局者の出身大学は ここをクリックして下さい。
     
    入局についてのご質問,ご相談は以下のところまでお気軽にどうぞ。
     
小嶌祥太(医局長)メールアドレス shota@osaka-med.ac.jp
池田恒彦(教授)  メールアドレス tikeda@osaka-med.ac.jp
医局秘書(岡,森重) Tel 072-683-1221(内線2544,2354)
       
      医局の場所(ここをクリック→)
       
 
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