レジデント募集

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○大阪医大式膀胱温存療法
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臨床研修(レジデント)募集

一緒に夢を実現しよう

教室紹介のところでもお話しましたが、私たちは「今求められる医療の実践」を常に念頭に置いて、“患者様に喜ばれる、いい治療” 特に大阪医大泌尿器科に特徴的な治療の開発と提供に取り組んでいます。例えば臨床では、「高度医療:膀胱癌をとらずに根治する“大阪医大式膀胱温存療法”」の開発や、通常の内分泌治療に反応しなくなった進行性前立腺癌に対する大阪医大式内分泌化学療法(外来、内服による患者に優しい治療)の開発などが、その代表例です。研究では癌治療の原点ともいうべき「癌転移のメカニズム解析と治療」、そして、移植領域における「免疫抑制剤を使用しない移植:新規免疫寛容の誘導法の開発」に取り組み、将来の臨床応用に向けて日夜努力を続けています。

教育については? 基本的なコンセプトは「今求められる医学教育」です。すなわち、“学ぶべき本人が何を求めているのか?” を個々のスタッフとコミュニケーションを充分にとって「ニーズにかなう医学教育」の実現を目指しています。  

泌尿器科は@手術的な外科治療、A放射線治療とのコラボによる放射線治療、そして、B血液透析、腹膜透析、腎移植を含めた慢性腎不全に対する総合的医療など、取り扱う疾患の種類や範囲が極めて広く、特に我々の教室はいち早く先進医療を手掛けているので、「今、求められる最先端医療」を習得することが可能です。

スタッフからのお話からも一目瞭然かと思いますが、外科医としての腕を磨いて最高の臨床医を目指したい先生、あるいは、海外留学を経験してアカデミックな道で究めたい先生、あるいは、将来開業医として地域医療に貢献することを目指している先生、あるいは、これらの全てを経験した後で決めようと思っている先生、どんな先生でも必ず希望に沿った道が開けることを確約します。

私達と一緒に夢の実現に向けて旅立ちましょう!

レジデント教育の基本姿勢

レジデント教育

最も重要なことは、学ぶべき本人が何を求めているのか?を充分に把握し、自主性と積極性を引き出す教育システムを構築することであると考えています。本人が主体的に、実践で学ぶ卒後レジデント教育システム、すなわち、診断、手術を含めた治療、そして、フォローアップといった一環した診療をレジデントが主体的に修学するシステムを構築し、疑問と問題点を自分で考え、解明する、ことによって自主性と積極性を引き出すことを目指しています。

手術が上達する最大の近道は手術を執刀すること!

手術手技の習得に関して、我々は、手術が上達する最大の近道は手術を執刀すること!であると考えています。手術前には手術書で勉強する!でしょうし、手術後には先輩や指導医の手術の見方が変わります!先輩と、どこが違うのか?と考えることによってモチベーションアップにつながります。

事実、ここ数年の腹腔鏡技術認定医の合格率はきわめて高く、技術的に非常に高いレベルを維持しています。 また、年間700例の手術件数をこなすには、このシステムが非常に有用であり、若い力がそのまま組織の力となっています。

手術症例数

術 式
手術件数(件)
ロボット支援下前立腺全摘術(RALP)
75
腎(尿管)悪性腫瘍手術
42
  腎(尿管)悪性腫瘍手術:(うち腹腔鏡下)
31
腹腔鏡下腎部分切除術
3
ロボット支援腎部分切除
26
膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)
466
  膀胱悪性腫瘍手術(全摘)(回腸又は結腸導管利用で尿路変更を行う)
  膀胱悪性腫瘍手術(全摘)(尿路変更を行わない)
9
  膀胱悪性腫瘍手術(全摘)(尿管皮膚瘻)
4
膀胱部分切除術
2
腹腔鏡下膀胱悪性腫瘍手術
2
腹腔鏡下副腎摘出術
5
精巣悪性腫瘍手術
7
内シャント設置術
63
血管移植、バイパス移植術
32
PDD-TURBT
7
連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術
15
体外衝撃波腎・尿管結石破砕術
22
経尿道的尿路結石除去術
45
経尿道的尿路結石除去術:うちレーザー破砕
41
膀胱結石摘出術
11
経皮的腎(腎盂)瘻造設術
41
生体腎移植術
12
献腎移植
2
経尿道的前立腺切除術
15
尿管鏡検査(LRVを含む)
62
BOAI
142
精巣捻転手術
4
陰嚢水腫根治術
6
その他
64

関連施設

病院名 病床数 勤務体制
藍野病院 969床 常勤
亀田総合病院 917床 常勤
大阪府済生会中津病院 778床 常勤
静岡済生会総合病院 633床 常勤
愛仁会高槻病院 477床 常勤
医誠会病院 327床 常勤
市立枚方市民病院 327床 常勤
大阪府済生会茨木病院 315床 常勤
畷生会脳神経外科病院 305床 常勤
加納総合病院 300床 常勤
城山病院 299床 常勤
第一東和会病院 243床 常勤
新生病院 225床 常勤
北摂総合病院 217床 常勤
生駒市立病院 210床 常勤
野崎徳洲会病院 199床 常勤
松原徳州会病院 170床 常勤
蒼生病院 150床 常勤
三康病院 25床 常勤
河内総合病院 374床 非常勤
医真会八尾総合病院 301床 非常勤
平野若葉会病院 174床 非常勤
洛西シミズ病院 148床 非常勤
仁泉会病院 140床 非常勤
ラポール会青山病院 125床 非常勤
大東中央病院 117床 非常勤

海外留学のすすめ

やる気のある若い先生は、できる限り海外留学に行くことを勧めています。  一生涯に一度、海外で生活してみたいといった漠然とした動機でもいいと思います。海外に行って研究の環境におかれれば、必然的に研究に没頭するようになり、研究の楽しさ、すばらしさ、そして厳しさも得られると思います。

海外留学は自分にとってだけでなく後輩のためにも非常に有効です。たとえば、後輩の留学先の確保や、後輩が留学したときの不安や問題点を自分の経験を話すことによって解消させ、勇気付ける、また、研究の面では、帰国後も共同研究を行うことによって最新の情報を入手して研究や、臨床に有益であると思われます。

そして、最後に、語学の習得、やはり、プレゼンテーションの力というのは極めて重要であると思われます。国際人であることの重要性、そして、何よりも無二の親友が海外にいるということが、一生涯、掛買いのない財産になると思います。

海外の連携機関

Harvard Medical School、British columbia, MD Anderson といった、世界有数の研究機関と連携を持って協同研究を行っています。これらの世界有数の研究機関に留学し、研究のすばらしさ、そして、厳しさを知ること、そして、帰国後も協同研究を行うことにより最新の情報を入手することは、若い先生方の将来において、極めて貴重な経験とキャリアーになると思われます。

海外留学便り

平成11年卒の高原 健です。

平成20年から約2年半、カナダのバンクーバーにある The Prostate Centreというラボに留学していました。バンクーバーは自然と都会が調和したすばらしい街で、多国籍の人々が住んでいます。

特に6月から10月のサマーシーズンは日も長く、世界中の人々が観光に訪れます。近くには世界遺産の一つである、壮大なロッキー山脈があり、大自然の息吹きを直接肌で感じることができます。

このように素晴らしい環境の下で、思う存分研究生活を送ることができました。また、海外で生活することで、いろいろな人々と触れ合い、かけがえのない経験をさせていただきました。その一方で、日本を違う角度から捉えることができ、ナショナリズムの大切さを再確認できました。

また家族の絆もこの留学生活でより一層深まったと思っています。当教室では、比較的若い年代での留学を勧めています。海外で留学生活を体験し、より深みある人生を送ってください。


平成13年卒の伊夫貴 直和(いぶき なおかず)です。
高原先生の後任として2010年7月より約3年間の予定でカナダ、バンクーバーにあるVancouver Prostate Centerに留学させていただいています。


せっかくの海外留学体験記ですのでポジティブで面白い話をさせて頂こうと思いましたが、何日考えても洒落た文章は思いつかなかったので今の率直な感想を書かせていただきました。 海外留学はもちろん初めてで、日々非常に貴重な経験をさせていただいています。

こちらでは、前立腺癌発生および進展に対するIGF-1の影響を調べる研究や前立腺癌に対する新規治療薬の効果の確認および効果発現のメカニズムの研究をさせていただいています。日本でほとんど研究経験のない僕にとっては非常に大きなプロジェクトで失敗を繰り返しながら日々少しずつですが前に進んでいる状況です。研究所には世界中から研究者が集まっており、日夜どっぷりと研究生活を送っています。日本からも全国各地から優秀な先生方が留学されており、研究に関してから各大学の教育システムなどについていろいろ教えていただいています。

今まで他大学の先生との交流も少なかった僕にとっては非常に刺激的であらゆる面で勉強になり、今まで以上に臨床や研究ともに知識を深めていかなければならないと痛感しています。それ以上に、今まで自分が諸先輩方や後輩または大学、所属する病院にどれだけ守られてきたかがこの1年9ヶ月ですごく実感できました。20歳代半ばで医師となりそれ以来諸先輩方のご指導の元で10年臨床中心の生活を送らせていただくと、もちろん完全ではありませんが、“根拠の無い自信”があったような気がしています。しかしこちらに来るともちろん医師免許もありませんし、給料も日本と比べると格段に少なくなり、仕事は何もわからない状態で、はたまた言葉も通じない悲惨な状況での毎日で、今までの自分をリセットするのには十分すぎる環境でした。

新しい環境の中で、自分を見つめなおすことができ初心にかえることが出来ました。 また、仕事面だけでなく私生活でも海外留学ならではのいろんな経験をすることが出来ました。日本とカナダとの文化の違いもありますが、僕の英語力の問題もありこちらに来た当初はコミュニケーションに苦労しました。今では大分慣れてはきましたが、まだまだうまくいかないことも多々あります。ただ、つらいことばかりではなく留学ならではの楽しいこともたくさんあります。ます、日本で仕事をさせていただいていたころに比べると自由な時間が多く取れるので、家族と過ごす時間も増えて日本にいるときよりも格段に子供が僕になつくようになりました。

また、バンクーバーの近場には、ウィスラーやシアトルがあり冬はスキー、春や夏はシアトルでマリナーズの試合観戦が出来ます。その他、国立自然公園も点在していて休みの日にはあちこちでかけています。また北米の地の利を生かして、日本からはなかなか行けないところにも家族で旅行することが出来ました。カナダでは、カナディアンロッキー(カルガリー、バンフ、ジャスパー周辺)、アメリカではラスベガス、グランドキャニオン、また学会でフロリダ(オーランド)、サンフランシスコに出かけました。おかげで貯金は底をつきそうですが、いい経験が出来たと思っています。来年(2013年)の3月には帰国予定ですので、帰国後はカナダで得た経験を少しでも医局に還元できるように残りの1年間、今まで以上に精進したいと考えています。今後とも今までと同様にご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。

泌尿器科を考えている研修医の先生方へ

泌尿器科と聞くと性病や男性生殖器を診る科をイメージする学生さんや研修医の先生が多いと思います。確かに、私たち泌尿器科医は男性生殖器や性行為感染症を扱いますが、日常診療でその割合は1割未満というところです。実際の現場では尿路悪性腫瘍、排尿障害、腎不全、尿路結石、尿路感染などの疾患がほとんどです。

特に悪性腫瘍や排尿障害は超高齢化社会に突入している日本の今後を考えると益々増えていくと予想され、実際に前立腺肥大症は最近15年で約3倍に増えています。もちろん高齢化社会になると高血圧、糖尿病、心筋梗塞、脳血管疾患も増加していくことが予想されますが、同時に予防医学も発展していくため相対的な増加は少ないかもしれません。尿路悪性腫瘍や前立腺肥大症は予防が困難な病気であり、この先泌尿器科医の需要がさらに高まるのは目に見えています。

科の選択にはルールは存在しません。選択する理由をあげればきりがありませんが、研修医が考えるのは「仕事内容」「収入」「勤務時間」「人間関係」の4つでしょう。収入、勤務時間、人間関係は1人前になれば個人の能力である程度改善することができます(もちろん当科はその3つすべてにおいて他科に劣っているとは思いません)。しかし、やはり重要なのは仕事内容です。

泌尿器科は外科的側面と内科的側面のある科です。悪性腫瘍、結石、前立腺肥大症に対する手術は年々増加しており、外科系の中でも最も内視鏡手術が発達している科です。特に最近話題になるロボット手術においては平成24年4月現在、保険適応になっているのは悪性前立腺手術のみで、外科分野の先駆けといえます。内科的側面は尿路感染、腎不全といった全身管理を必要とする疾患を扱うことです。特に末期腎不全の治療では血液透析や腹膜透析をおこない全身管理をする必要があります。

10年先、20年先に求められる医療がどんなものかを想像してください。きっと少子化、超高齢化の進んでいる日本では老人医療が中心になっているはずです。泌尿器科はその中心とはいいませんが、その主要な分野の1つになっていることでしょう。必ず、自信と誇りを持って仕事ができると信じています。

 

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