専門外来紹介

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○大阪医大式膀胱温存療法
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専門外来紹介

排尿力外来

排尿力外来とは排尿困難、頻尿(夜間頻尿)、尿失禁などの症状があれば、尿流動態検査を行い、その原因を調べて治療するための外来です。主な疾患として前立腺肥大症、神経因性膀胱、過活動膀胱、骨盤内性器脱などがあります。

前立腺肥大症

前立腺肥大症

前立腺肥大症患者は50歳以上の男性の5人に1人といわれ、日本の50歳以上の男性人口から計算すると450万人以上が患者ということになります。2002年の厚生統計協会の患者調査の報告では39.8万人とその1割以下しか表面化しておらず、潜在人口はその10倍以上です。日本は超高齢化社会に突入しており、潜在していた前立腺肥大症患者が表面化し、今後患者数が増加していくのは自明の理です。治療は薬物治療から外科的治療まで様々であり、大阪医科大学泌尿器科では専門外来を設け、排尿力検査を行い治療方針を決定しています。

神経因性膀胱

排尿に関係する神経は、大脳、脊髄という中枢神経と、膀胱と尿道括約筋に行く末梢神経があります。これらのどこに障害があっても排尿はスムーズに行われなくなります。これを神経因性膀胱と呼んでいます。

神経因性膀胱の原因となる疾患には、大脳の血管性障害(脳梗塞や脳出血)、パーキンソン症候群のような変性疾患、多発性硬化症のような脊髄変性疾患、二分脊椎(にぶんせきつい)のような先天性疾患、末梢神経障害には、糖尿病による末梢神経の変性、脊髄損傷または外傷・医原性の神経損傷などがあげられます。大阪医科大学泌尿器科では様々なタイプの神経因性膀胱の治療を行いますが、特に骨盤内手術後(消化器外科・婦人科)の神経因性膀胱では他科と連携を取り積極的に治療に取り組み、術後のQOL改善に努めています。

過活動性膀胱

過活動膀胱は「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢ができず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気です。40歳以上の男女の8人に1人が、過活動膀胱の症状をもっていることが、最近の調査でわかりました。実際の患者さんの数は、800万人以上ということになります。

過活動性膀胱

治療は薬物療法(坑コリン剤が中心)、干渉低周波刺激療法、行動療法などです。最近、尿が我慢できなくなったとかトイレに間に合わない、尿の回数が多いなど気になるようでしたら一度御相談ください。

骨盤内性器脱

骨盤内性器脱は非常に多くの女性を悩ませる“おしも”の不具合で、とくに更年期以降の女性にしばしば認められます。お産を経験された女性の約半数が、生涯のうちに何らかの形の骨盤臓器脱を生じるとされるほど多い疾患です。 骨盤内性器脱)には落ちてくる臓器によって、(1)尿道脱、(2)膀胱瘤、(3)子宮脱、(4)直腸脱と、さまざまな形態(下図)があります。

骨盤内性器脱

骨盤内性器脱の治療としては、ペッサリーによる保存的治療や手術療法があります。しかし、ペッサリーでは治療効果が不十分であったり、また長期間の使用による不正出血・おりものといった合併症のため使用困難な場合もあります。最近では膣内に挿入せずに性器脱を治療するフェミクッションも使用しています。  

手術療法としては、ポリプロピレン素材で作られたメッシュシートを用いて、骨盤底筋の代わりに骨盤臓器を支える方法(メッシュを用いた骨盤底再建手術)が出てきました。これは、TVM手術(Tension-free vaginal mesh手術)と呼ばれるもので、手術侵襲が低いため、手術時間・入院期間が短縮されるうえに合併症が少なく、術後の再発率も従来法と比べて低いことから急速に広まりつつあります。大阪医科大学泌尿器科では2007年よりこのTVM手術を導入し良好な治療効果を得ています。

 

 

 

 

 

 

 

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