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中山国際医学医療交流センター
センター長
解剖学教室 教授
近藤 洋一

 2020年4月より、前任の植野高章先生から中山国際医学医療交流センター(以下、中山センター)のセンター長を引き継がせていただきました解剖学教室の近藤です。

 本学は開設以来、海外に目を向けた教育を一貫して理念として掲げて活動してまいりました。そのなかで中山センターは医学教育・研究・診療分野における国際交流の発展を視野に入れ1998年1月に設立されました。本学の卒業生である中山太郎元外務大臣・本学名誉顧問より、センター設立前から国際交流活動に様々な形でご指導をいただいて当センター設立の運びとなった経緯から「中山」の名を冠しております。

 中山センターは海外の大学、研究機関、病院等と、学部学生交流、大学院生や教職員の医療技術、研究・学術の共同といったアカデミックな国際交流に留まらず国際協力機構(JICA)への交流協力、さくらサイエンスプロジェクト(JST)への参加など国際社会への貢献と多岐にわたって国際交流を深めてきました。また、研究者に対しても、様々な学びの場の提供や留学時の経済的支援を行っています。現在、15の海外の機関と国際交流協定を締結しています。学生交流においては、米国・ハワイ大学、ロシア・アムール医科アカデミー、シンガポール国立大学、ソウル国立大学、韓国カトリック大学 国立台湾大学 台北医学大学、タイ・マヒドン大学、ミネソタ州立大学マンケート校と国際交流協定のもと、カウンターパート方式で交互に学生の留学を実施してきました。
 そして医学部では6年生の「選択臨床実習」での交流を見直し、2020年度より国立台湾大学医学部と単位互換を実施する単位互換協定を締結するに至りました。今後も、より専門性を重視し充実した内容の医学国際交流を展開していく予定です。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックを経験するなか、このご挨拶を執筆しております。国際交流にとっては逆境としかいいようがありませんが、医療分野での国際的協働の重要性を再認識するチャンスであるようにも思われます。またICTなどを利用した多様なかたちの国際交流を模索するチャンスであるのかもしれません。グローバルな視点をもつ医療者の育成をより一層サポートするべく、resilientかつsustainableな国際交流を推し進めてまいります。中山センターの活動へのご理解とご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。