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大阪医科大学看護学部 学部長 道重 文子

大阪医科大学は2017年(平成29)、開学90周年を迎えました。1927年(昭和2)に、日本で最初の5年制医学専門学校「大阪高等医学専門学校」として創立され、1929年(昭和4)に「附属看護婦学校」が設置されました。そして、第二次大戦終戦の翌年に大阪医科大学の設置が認可され、その初代学長であった松本信一先生は看護教育を4年生の大学教育として考えていたという記録が残されています。その背景には、当時、保健婦助産婦看護婦法が制定され、看護を専門職業として認めるとともに、医療の一翼を担う重要な職業として定めたことが看護教育の大学化の構想に影響していたと推測されます。
それから、紆余曲折を経て、82年後の2010年(平成22)4月に医学部を設置する大学のなかで数少ない看護学部として開設されました。そして、学部の完成とともに、2014年(平成26)4月には、大学院看護学研究科博士前期課程と後期課程が同時に開設されました。人類の健康と福祉の維持向上に役立ち、国際的視野を持つ最良の医療専門職(高度看護実践師)、教育者、あるいは研究者として活躍する人材を育成することを本学の使命としています。

看護活動の場は、施設中心でしたが地域へと拡がり、医療職のみならず様々な職種とチーム活動をする機会が増えています。学部教育では、チーム医療の精神を醸成するため、医学部と合同の新入生合宿にはじまり、各学年で共に学ぶ機会があり、4年生では大阪薬科大学も加わり医看薬融合教育を実施しています。また、国際的視野をもつために台北医科大学の学生との交流をおこなっています。さらにグローバル化を目指しています。

看護は、どのような社会背景にあろうとも常に人を対象とし、人と関わるところから出発します。その人がその人らしくより良く生きられるようにするためにはチームでの関わりは必須です。人を理解し、相互的なかかわりをするなかで、チームの要として専門性を発揮し自律した活動をすることが期待されています。そのためには、生涯、学び続けることが求められます。

看護学の発展のために、人への関心を持ち、主体的に学ぶ意欲をもった方ともに学んでいきたいと願っています。