人は誰もが平等に老い、やがて死を迎えます。老年看護学は、一人ひとりの高齢者が、どのような健康状態にあっても、その人らしく生きることを支える看護をめざしています。また、その方のこれまでの人生の歩み方、価値観などすべてが反映される集大成の時期を生きる高齢者へのケアに携わることは、自分自身の人間性を磨く機会にもなると思います。
高齢者およびその家族への健康支援のあり方、老年看護学の専門的視点の必要性について探究し、高齢者とともに人生の統合について考えてみましょう。

授業風景

  • 広域統合看護学実習
  • 広域統合看護学実習
  • 老年看護学援助方法
  • 老年看護学援助方法
  • 老年看護学援助方法
  • 老年看護学援助方法
  • 老年看護学援助方法
  • 老年看護学援助方法

授業科目

老年看護学概論、老年看護学援助論、老年看護学援助方法、老年保健看護学実習、老年看護学実習看護実践と理論の統合、広域統合看護学実習、卒業演習

メンバー紹介

准教授 | 久保田正和

「糖尿病の食事・運動療法」や「認知症の病態解明、認知症ケア」をテーマに、看護学的 視点、医学的視点(実験系)両面から研究を行ってきました。今後も上記テーマの研究を継続し、看護学の発展に貢献したいと考えています。
(1) 認知症の方自身の能力に焦点をあて、「できること」を引き出すような認知リハビリテーションの実施、評価を行っています。また、Information Communication Technology (ICT)を用いて、家族介護者を支援する「ICTインフラを利用した双方向性のコミュニケーションシステム」の開発を行っています。認知症の方とその方を支える人々が、地域で共に暮らし続ける「共生社会」の実現を目指します。
(2) 近年、認知症の発症、進行度と、食事や運動をはじめとする生活習慣には相関があることが明らかになってきています。生活習慣病を引き起こすような食事内容、あるいは運動不足により、認知機能の低下がみられますが、適切な時期に適切な食事介入や運動指導が、認知機能低下の予防に有効であるか調査しています。
(3) 認知機能が低下している在宅糖尿病患者を対象に、良好な血糖コントロール継続のための有用な看護介入方法について検討しています。

助教 | 上山ゆりか

認知症高齢者の徘徊行動に対応する看護師の困難感について研究しています。今後、高齢者のスピリチュアルペインとそのケアについて、またエンドオブライフケアに関する研究にも取り組んでいきたいと考えています。

社会貢献活動・その他の取り組み

研究会の紹介

①認知症を理解し地域で支える会主催「第8回情報交流・相談会」「高齢者ケア研修会」
(大阪医科大学看護学部・高槻市他後援)の運営・実施
②社会福祉法人 成光苑 講師
③その他、看護協会・病院看護部の研究指導、教育講演、研究発表会講師等を担当

2016年度卒業研究のテーマ

「認知症高齢者虐待に至る養護者の介護負担について」
「うつ病を患う高齢者と関わる家族の思いと看護の実際」
「介護老人保健施設におけるBPSDへの対応」
「看護学生の成育歴と臨床実習が高齢者イメージに与える影響」
「認知症高齢者に対するユマニチュード技法の有効性~Dementia Care Mapping (DCM)を用いて~」
「男性高齢者との遠隔的な関わりにおける利点と課題について」
「介護老人福祉施設入所中の女性高齢者を対象としたICTを利用した効果についての研究~ipad miniおよびスマートフォンを用いて~」