現在の疾病構造、ライフスタイル、価値観多様化、医療の進歩等とともに病気とともに生きる人は、日々工夫と創意で毎日を暮らしているといっても過言ではありません。したがって、期待される看護職者の役割や機能は計り知れません。病気とともに生活する人とその家族に対して、その人らしい社会生活を送るための疾病治療のコントロールやセルフケア、マネジメントの方法を援助する看護が実践できるように考えていきたいと思います。

授業風景

  • 4年次広域統合看護学実習:離島実習
  • 4年次広域統合看護学実習:離島実習

授業科目

成人看護学概論、慢性期成人看護学援助論、慢性期成人看護学援助方法、慢性期成人看護 学実習、成人保健実習、看護実践と理論の統合、広域統合看護学実習、卒業演習

メンバー紹介

教授 | 田中克子

現在、糖尿病をもっても安全に安心して妊娠出産育児に臨めるようにする(リプロダクティブヘルス)、糖尿病をもつ女性にはどのような援助が必要かを研究しています。
糖尿病をもつ女性が妊娠出産に臨むことは決して簡単なことではありませんが、しかし、決して不可能なことでもありません。しかし、多くの糖尿病をもつ女性は、多大なエネルギーを費やし自己努力の結果、実際に妊娠出産育児に臨んできました。さらに、糖尿病をもつ女性は男性とはまた異なる苦労も見受けられます。このような現実から、看護職はどのような援助ができるかを考えることは非常に重要だと考えております。
この研究を通じて、私自身は、病気をもっても少し努力すれば健康に生き生きと暮らせることができる援助についてみなさんにご紹介できればよいと考えております。

准教授 | カルデナス暁東

准教授カルデナス暁東

現在、慢性皮膚疾患や自己免疫疾患等の皮膚トラブルのある女性患者と糖尿病患者とその家族のQOLを高める看護援助について研究しています。
QOLを維持・向上するには、その人は自分らしく、自分満足できる生活を送れているかが大変重要となります。「自分らしさ」という言葉はよく耳にしますが、社会生活の中で「自分らしさ」をどのように表現すればよいのかを、悩んでいる方が多くいます。
症状によって生じる外見上の問題があっても、治療によって制限のある療養生活であっても、自分らしく楽しく社会生活を送れるように、より良いケアを検討し、皆さんにご紹介していきたいです。

助教 | 柴田佳純

医療の発展により慢性疾患を患いながらも長生きできるようになりました。同時に少子高齢化に伴い私たちの仕事生活は延長を余儀なくされています。つまり、治らない病気と付き合いながら長く働き続けなければならない時代になったのです。
働きながら病気を上手くコントロールする方法はあるのでしょうか。看護師は患者の仕事生活をどのように支えられるでしょうか。質の高い看護を提供し続けるために看護師自身はどのように働くべきなのでしょうか。【働く×慢性疾患】【看護師の働き方】をテーマに研究を進めております。

社会貢献活動・その他の取り組み

研究会の紹介

①2010年から中国山西医科大学附属病院、山西省人民病院と学術交流
②糖尿病患者サロン
③大阪医科大学附属病院 「メイクセラピー看護外来」

2018年度卒業研究のテーマ

侵襲的人工呼吸器装着後ALS患者における心理的状態に影響を与える8側面と経時的変化について
成人期のクローン病患者の食生活における実態に関する文献検討
神経難病の緩和ケアについて
2型糖尿病患者の食事療法継続を支える関わりに関する文献検討
ALS患者の人工呼吸器装着の意思決定に関する文献検討
2型糖尿病患者の食事に関する自己管理の促進要因についての文献検討
退院支援に対する患者・家族の満足度に関する文献検討