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  4. 看護技術開発看護学

宮島 多映子 教授

看護技術開発看護学は、
「看護によって対象者である人間を幸福にするためのツールの開発」を目指しています。その中でも、新しい看護技術の開発、看護技術を適用するためのエビデンス、看護用具の開発、看護技術の水準を保つための看護技術の伝達方法について研究する学問です。
 看護技術を開発するということは、非常に難しいと考えがちですが、臨床の看護師は、日々、対象者にアレンジして提供しています。その看護技術を科学的に説明できるように組み立てて新しい看護方法を開発してみませんか。もしかしたら、その方法は、時間や空間を超えて、多くの対象者を幸福にするかもしれません。
 また、臨床の看護師は日々の看護実践の中で、実に見事に看護技術を対象者に適応させて看護を行っています。しかし、今、行っている看護の有効性が証明でき、安全性が担保できていることを科学的に説明している文献は、殆ど見つからないのが現状です。その科学的な文献を自分で作ってみたいと思いませんか。
さらに、今使用している看護(教育)用具は、対象者にとって適切ですか。看護師にとって、適切ですか。さらに、学生が看護を学ぶ際に適切ですか。こんなものがあったらいいなと思うようなものはありませんか。
 現在社会は、人間が人間を看護するだけではなく、機械化が進んでいく時代です。その中で、人間である看護師でなければできないこと、機械である看護アンドロイド(?)が得意なことのバランスが変わっていく時代です。30年後、どのような看護がなされているかは、パソコンの進化を考えると(WINDOWS95発売からまだ25年しか経っていない)、未知数です。看護技術は高い確率で看護を科学的に可視化、データ化し、発展していきます。その看護技術を「看護することによって対象者である人間を幸福にするためのツール」として、開発してみませんか。

博士前期(修士)課程では、以下の研究テーマを予定しています。
1.新しい看護技術の実験室内での検証
2.看護技術の生理学的検証
3.看護(教育)用具の効率と安全性の検証
4.看護技術を普及させるための教育方法

博士後期(博士)課程では、以下の研究テーマを予定しています。
1.新しい看護技術の標的対象者への有効性と安全性の検証
2.複数の看護技術の生理学的検証と標的対象者への有効性と安全性の評価