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理念とポリシー

使命・教育目的・教育目標

使命

本学は、寄附行為の目的に基づき、人類の健康と福祉の維持向上に役立ち、国際的視野を持つ最良の医療専門職、教育者、あるいは研究者として活躍する人材の育成を使命とする。(学則第1条)

教育目的

本学は、豊かな人間性を備え、人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防と克服及び苦痛の軽減に努める人材、変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続ける人材、及び地域医療から世界に通じる研究開発にわたる領域で探究心を持って活躍する人材を育成するための教育を実践する。(学則第5条)

教育目標

  1. 生命の尊厳と人権の尊重を基本に、人々の生き方や価値観を尊重できる豊かな人間性を育成する。
  2. 多様な人材と共同し、医学や医療の分野で国際的に通用する新しい知識や技術を創造できる能力を育成する。
  3. 科学的知識と倫理的判断に基づき、疾病および治療に関する専門知識、情報や技術を効果的に活用した医療が実践できる能力を育成する。
  4. 医師として地域社会の特性を学び、多職種と連携し協働してさまざまな健康課題に取り組むことができる能力を育成する。
  5. 医師として専門能力を自律的に探求し、継続的に発展させる基本的姿勢を育成する。

大阪医科大学医学部のポリシー

アドミッションポリシー(入学者受入の方針)

本学は、昭和2年(1927年)に開設されて以来、約9000人の医学部医学科卒業生を送り出しており、建学の精神「医育機関の使命は医学教育と医学研究であり、またその研究は実地の医療に活かすことで完成する」と学是「至誠仁術」をもとに、今後さらに発展していくことを目指しています。その建学の精神を具現化した教育目的は、「豊かな人間性を備え、人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防と克服及び苦痛の軽減に努める人材、変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続ける人材、及び地域医療から世界に通じる研究開発にわたる領域で探究心を持って活躍する人材を育成する」ことです(学則第5条より抜粋)。

- 求める学生像

本学は、6年間のカリキュラムの履修を通して、教育目的に掲げた医師や医学研究者を育成するため、次のような資質をもつ人材を求めています。

  1. 医学を学ぶ明確な目的と意欲をもっている人
  2. 医学を学ぶために必要な基礎学力、応用力、思考力、判断力、表現力をもっている人
  3. 人に対する思いやりと豊かな人間性、および高い倫理性をもっている人
  4. 他の人の意見を尊重し、コミュニケーション能力を涵養できる人
  5. 知的好奇心と探究心をもって、自ら生涯にわたり課題の発見と解決に取り組むことのできる人
  6. 柔軟な思考ができ、多様化と国際化に向かう現代社会に適応できる人

- 大学入学までに身につけておくべき教科・科目等

本学で医学を学ぶためには、全人的な素養を身につけていることに加え、次の教科・科目について幅広い基礎学力と応用力を身につけていることが望まれます。

  1. 数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学Bについての理解、数学的・論理的に思考し表現する能力
  2. 理科:物理、化学、生物についての知識、科学的知識・思考にもとづいた判断力と探求心
  3. 外国語:英語についての読解力・表現力と英語による基礎的なコミュニケーション能力
  4. 国語:日本語文章の読解力・構成力、および日本語による表現力
  5. 地理歴史・公民:世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政治・経済についての基礎的な知識

- 入学者選抜の基本方針

本学では「求める学生像」に沿った人材を選抜するため、一般入学試験とセンター試験利用入学試験、および「建学の精神」入試を実施しています。

  1. 一般入学試験(前期・後期)

    数学・理科・英語の学力試験により基礎学力、思考力、応用力を評価するとともに、調査書、小論文、および面接により意欲、資質、表現力を見極め、総合的な評価・判定により合格者を決定します。

  2. センター試験利用入学試験

    大学入試センター試験により数学・理科・英語・国語・地理歴史と公民についての基礎学力を評価するとともに、調査書、小論文、および面接により意欲、資質、表現力を見極め、総合的な評価・判定により合格者を決定します。

  3. 「建学の精神」入試(専願制)

    調査書、推薦書、志望理由書、複数回の面接、および小論文により、これまでのさまざまな活動、資質、表現力を見極めるとともに、基礎学力については大学入試センター試験の数学・理科・英語・国語・地理歴史と公民の結果を参考にして、総合的な評価・判定により合格者を決定します。なお、「建学の精神」入試(専願制)では、本学の建学の精神に賛同し、「是非とも大阪医科大学において学びたい」という明確な意志を持っていることを重視します。

カリキュラムポリシー(教育課程編成の方針)

6年一貫教育を通じて、良き医療人としての人間性と自ら積極的に学び問題を解決する姿勢を身につけ、国際的にも通用する専門的な知識と技能を修得できるよう、以下のカリキュラムを編成します。大阪医科大学の特色として、自ら学ぶ姿勢を育てるため、少人数教育や課題発見解決型の講義や演習を導入しています。また、十分な自学自習時間を確保するとともに、ICT(情報通信技術)を活用した能動学習を実施しています。

  1. 初年次教育

    普遍教養科目や専門基礎科目の講義、セミナー、実習を通して、医療と研究を行うために必要な知識、態度、技術を身につけます。また、一人ひとりに合った学習法を個別に指導するため、初年次は特に手厚く担任を配置しています。

  2. 基礎医学教育

    基礎医学科目の講義と実習を通して、人体の構造と機能について学び、臨床医学に活用できる体系的な知識を身につけます。

  3. 社会医学・臨床医学教育

    社会医学の講義と実習、臨床医学の講義と演習を通して、医療経済、医療保険、医療法規などを学びながら、代表的な疾患の病態、診断、治療についての知識を身につけます。科目は、臓器別・ライフステージ別のユニット・コース制の統合型カリキュラムを採用し、「生きた知識」「使える知識」の習得を目指して、課題発見解決型の講義や演習を多く取り入れています。

  4. 臨床実習

    臨床実習の前半(コア・クリニカル・クラークシップ)では、大学病院の各診療科において実習を行います。それに続くアドバンスト・クリニカル・クラークシップでは、主に地域の医療機関で臨床実習を行います。これらの実習を通して、医療の現場を教室として患者から学ぶことにより、実践的な診療能力を獲得することを目指します。

  5. 医療プロフェッショナリズム

    早期体験実習から参加型臨床実習を通して、医療の全体的な流れを体験的に学びつつ、医療人に必要な倫理性やチーム医療でのコミュニケーション能力等を身につけます。また、地域医療実習などを通して、医療人として地域固有の課題を見つけ解決することを学びます。

  6. 語学・国際交流

    語学コースを通して、医療面接や海外との情報受発信に必要な英語力を身につけます。また、中山国際医学医療交流センターを通じて交換留学生と交流し、異文化についての理解を深めるとともに、国際性豊かな医療人を育成します。さらに、希望者は海外の提携校での実習に参加することができます。

  7. 学生研究

    リサーチマインドと自律的探求能力を段階的に習得し、医学研究者とともに研究し成果を発表する機会を提供するため、6年間を通して学生研究のコースが設定され、特に3年次には十分な学生研究期間が設けられています。また、希望する学生は、学生研究員制度を利用し、どの学年からでも研究室に所属し、さらに深く研究を行うことができます。

  8. 多職種連携

    多職種よりなるチーム医療を実践する能力を身につけるため、医看融合教育を含む、他学部の学生とともに学び討論する教育を行います。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

建学の精神「至誠仁術」に則り、種々の活動を通じて強い倫理観、責任感、および指導力を涵養しつつ、医学を中心とした諸科学の知識を身につけ、医師や医学研究者としての資質と能力を将来にわたって発揮できる人材の育成を目指しています。必要な所定の単位を修得し、以下の能力を獲得した学生に対して卒業を認定し、学士(医学)を授与します。

  1. 倫理とプロフェッショナリズム

    高い倫理性と誇りをもって、自己管理能力とリーダーシップを有し、他者に敬意をもって接することができる。

  2. 医学・科学的知識

    医学における科学的知識について十分に理解し、診療や研究に活用できる。

  3. 実践的診療能力

    統合された医学・科学的知識、技能に基づいて、高い倫理観を有し、患者に敬意と思いやりをもって、医療行為を実践できる。

  4. 自律的探求能力

    医師や医学研究者としての能力の向上を目指し、生涯にわたって自ら学習することができる。

  5. 多職種連携とコミュニケーション

    他の医療職の立場や考え方を理解、尊重しながら自分の考えを伝え、チーム医療において良好な人間関係を構築することができる。

  6. 医療の社会性

    医療の社会性に関する基本的な知識を身につけ、限られた資源を有効に活用しながら、適切な判断に基づく医療を実践できる。

  7. 医療の国際性

    外国語表現力を身につけ、海外の医療者・研究者や患者とコミュニケーションを取ることができる。

アセスメントポリシー(学修成果の把握に関する方針)>