大阪医科大学麻酔科学教室
教授 南 敏明
大阪医科大学麻酔科学教室は、故兵頭正義先生が創設され、森秀麿先生が発展なされた教室であります。
2002年4月16日、大阪医科大学麻酔科学教室教授を拝命致しました。
大阪医科大学麻酔科学教室では、手術麻酔、ペインクリニック、集中治療、救急医療、緩和医療を担当し、
そしてOB の先生方と連携して在宅治療、老人医学の研修を学部学生、研修医に対して開始しています。
麻酔科学の色々な分野を経験できるためか、関連病院を含めた医局員の出身大学は25大学からなります。
2019年、大阪医科大学附属病院中央手術室では年間12,557例の手術が施行され、そのうち7,272例が麻酔科管理症例となっています。
心臓血管麻酔、小児麻酔、産科麻酔など、専門医取得のために必要な症例は十分にあり、専攻医は2ヶ月ごとにサブスペシャリティを
集中して研修しています。
研究は、痛みのメカニズムの解明がメインテーマであり、特に神経障害性疼痛の発現機構を重点的に基礎および臨床の両面から
アプローチしています。
教育は、医学部学生、研修医、レジデント、専門医取得前の医師を対象に、各々に応じたテキストを作成し、さらに定期的に
学会発表のためのスライド作成から、専門医試験対策セミナーまでを、病院群の先生方と共に開催しています。
諸先生方が築かれた伝統ある教室を発展させるために、特に若手麻酔科医の教育に力を注いでいます。
来るものは拒まず。去るものは追わず。
大阪医科大学麻酔科学教室に興味をお持ちの方は御連絡をお願い致します。 |